Ni
めっき・表面処理 - 電気めっき
ニッケルめっき
ニッケルは鉄に近い金属ですが、鉄よりも空気や湿気に対して安定であるため、めっきでは主に装飾や防錆を目的として利用されています。但し、ニッケルは空気中でわずかに酸化し、変色するため、美観を保つために上からクロムめっき、もしくはクロメート処理を施す場合がほとんどです。
弊社の電気ニッケルめっきは使用目的に合わせて光沢、半光沢めっきが可能です。
めっき特性
- 装飾
- 防錆
- はんだ濡れ性向上
- 密着性向上(各種めっきの下地めっきとして)
光沢ニッケル
鏡面光沢を有するめっきで、一般的に装飾めっきとして利用されています。硬度が高いことからコネクタ用の下地めっきにも利用されていますが、皮膜が硬いため後工程にて曲げ加工がある場合は、加工時にクラックが生じる可能性があります。
半光沢ニッケル
延性のあるめっき皮膜です。めっきの付き回りも良好で、密着性向上を目的とした下地めっきとして最適です。